特別支援教育について考える

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子育てと特別支援教育

特別支援教育と聞いても、漠然とした表現でよくわかりませんよね。特別支援学級や特別支援学校という言葉は聞いたことがありますが、そこで行われている教育が特別支援教育なのか?

今回は特別支援教育について、記事にしていこうと思います。

特別支援教育とは

特別支援教育とは、障害の有無に関わらず、子どもの自立と社会参加を見据え、子ども一人一人の教育的ニーズに最も的確にこたえる指導を提供するために、多様な学びの場において、だれもがその能力を発揮し、共生社会の一員として共に認め合い、支え合うことで、誇りをもって生きられる社会の構築を図ること、となっている。

難しい書き方ですが、簡単に言うと、色々な教育現場で、子ども一人一人が輝けるように、その子にあった指導を行うことということですかね。

つまり、特別支援学校や特別支援学級で行われる教育だけが、特別支援教育ではないということです。

共生社会とは

 「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。

1.共生社会の形成に向けて:文部科学省 (mext.go.jp)

文部科学省のページでは、障害者等と書かれていますが、意味的にはすべての人という解釈でいいと思います。すべての人が認め合い、支え合う社会ということですね。

多様な学びの場とは

では、どのような学びの場があるのだろう。文部科学省によると、多様な学びの場とは以下の場です。

  • 通常の学級

小学校、中学校、高校の学級。学年ごとに分かれていて、小学校では上限を35人、中学校では   40人となっている。各学校の学習指導要領に定められた内容を学習する。

  • 通級による指導

通常の学級での指導にほとんどついていけるが、ある特定の場面や内容において、特別な指導を要する児童生徒に対して行われる指導のこと。取り出した指導や、通常の学級での学習の中で指導が行われる。

  • 特別支援学級

障害種別ごとに設置される少人数学級のこと。一つの学級の上限人数は8人となっている。障害の種別は、弱視、難聴、肢体不自由、病弱・身体虚弱、言語障害、知的障害、自閉症・情緒障害と7つに分けられる。

  • 特別支援学校

小学校、中学校、高等学校に準ずる教育を行うとともに、障害による学習上または生活上の困難を克服し、自立を図るために必要な知識、技能を学ぶ学校のこと。1学級あたり、上限は6人だが、重複障害の場合は3人となる。障害の程度はこれまでの3つの学びの場よりも、比較的重い。

まとめ

以上のように、色々な教育の場面において、行われるべき教育が、特別支援教育ということが分かりました。

子どもが4人いると、色々な事を言われることもあります。が、頑張って支えていきたいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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