私がスマホを持ったのは、大人になってからだったか...
今の子どもたちは、生まれた時からデジタルがそばにある状態。
そんな状態の子どもたちの様子と、影響を考えていきたいと思います。
最近のデジタル機器について
タブレットやゲーム、パソコン、スマホなど様々なデジタル機器があります。身近なところでは、テレビもそうですね。
そのデジタル機器で、我が家の子、私自身もYouTubeやゲーム、TikTokやインスタなど様々な映像に関わっています。
日によっては、2時間を超える時間、映像を見る日もありました。映像を見ていると、静かになるからと言い訳をして見せていたのです…
デジタル機器の影響
デジタル機器を見ることによっておこる問題行動は様々で、衝動性や暴力性、無気力、集中力の低下などが見られます。
ADHDのような症状を見せることもありました。(ADHDと思っても、様々な原因があるようです)
また、夜寝ることができなくなってきます。
お昼寝をしていない3歳児が、いつまでも起きているのです。11時を超えても平気で起きている。
何かがおかしいなと感じてきたある日、一冊の本に出合いました。
『RESET 子どものデジタル脳 完全回復プログラム』
この本に出合ったことで、我が家の子どもたちは、かなり救われました。
我が家の症状について
まず、Youtubeなどの刺激的な映像を長く見ることで、脳が活発的になり、夜寝ることができなくなっていました。
また、Youtubeを禁止すると、泣いて怒ったり、癇癪を起したりしていました。
暴力的で攻撃的な面も見られ、チックなどの症状も見られました。
改善するために我が家でしたこと
改善プログラムを読んで、まずしたことは、デジタルのデトックスです。
3週間、デジタル機器を遠ざけることで、デジタルに依存した状態を改善するように努めました。
いきなり何もない状態は厳しいかな、と思いながらも行うことにしました。
子どもたちには、デジタルの依存の怖さを話し、自分たちの状況も考えさせて、本人たちが納得した状態で行いました。
デジタル機器がなくなるので、我が家では、人生ゲームや、トランプ、オセロなど、一緒にできるテーブルゲームを用意したり、漫画や本を用意したりしました。
そして、子どもたちにとって、長くつらいであろう3週間が始まりました。
経過
つらいと感じるのは、最初の1週間だったようです。
1週間見なくなると、それに慣れてきて、レゴで遊んだり、外で遊ぶようになってきたりしました。
2週間を過ぎるころには、夜寝るまで1時間以上かかっていたのが嘘のように、数分で眠りにつくようになりました。
暴力性や、衝動性、チックについても少し改善したように感じました。
3週間が過ぎたころ、家でのタブレットやゲームのルールを決め、1日30分と決めることができました。
それは今でも守られています。
まとめ
衝動性や、暴力性、落ち着きのなさなどは、学校に通う中で、学校の先生から注意を受けたり、発達検査を進められたりもされましたが、最近では落ち着いて過ごせることが増えてきているように感じます。
タブレットでの学習や、プログラミング学習など、学校でもデジタル機器を用いた指導が行われている中、全く使用しないということは、難しいですが、ルールを決めて使用していくことが、大切だと感じた出来事でした。