今回は、支援学級の一日と、通常学級での一日を書いて、比べてみたいと思います。
支援学級、通常学級については過去の記事(支援学校、支援学級、よくわからずに悩んだら)にも書いていますので、参考にしてください。
それぞれのいいところ、少し?なところ、がありますが、比べてみることで、少しでも学級選びの参考になればと思います。
支援学級の一日
支援学級の一日は、まず学校に登校してから、支援学級の連絡帳を支援学級の先生に渡します。
登校に関しては、学校によって違うと思いますし、子どもの様子によっても違います。
集団登校が難しい子に関しては、車で送ったり、一緒に登校したりする人もいます。
連絡帳を届けた後は、学年の在籍するクラスに戻って、過ごします。朝の会や、朝の学習は、クラスのみんなと同じようにして過ごします。
国語と算数の時間になると、特別支援学級に行き、個別の学習を受けます。国語、算数以外にも支援学級に行って、学習する子もいるようです。
音楽や、体育、図工などは、通常級のクラスに戻って、みんなと一緒に勉強します。
休み時間には、外で遊ぶ子もいますし、学習につかれて支援学級で自分の好きなことをして過ごす子もいます。
給食は、クラスのみんなと一緒に食べます。
通常学級の一日
通常学級では、集団登校で登校し、自分のクラスに行きます。
朝の会が始まるまでに、宿題を出したり、次の日の連絡帳を書いたりします。
連絡帳を書くタイミングは、ウチの子たちはそれぞれ別の時間のようなので、担任の先生の書く時間によるようです。
宿題の提出に関しても、子どもの宿題係?がチェックしたり、担任の先生がチェックしたりと色々です。
基本的にすべての時間、すべての授業、自分のクラスで過ごします。給食もです。
基本的にというのは、一部例外として、通級指導というものがあり、週に一時間程度取り出し指導を受ける子もいるからです。
比べてみると
支援学級と通常の学級を決めるにあたって、かなり迷うこともありますが、大きな違いは、在籍するクラスが1つか、2つかということです。
国語と算数の時間に、特別支援学級に行って学習したり、休み時間に支援学級で休憩したりすることは、子どもにとって、いい息抜きになっているようです。
このようなことができるのも、在籍するクラスが2つあるからです。
また、支援学級に在籍する方が、大人と接する機会は多いようです。
困ったときや、しんどい時に助けてくれる先生がそばにいることが、支援学級に在籍する方が多いように感じます。
反面、子ども同士の関わりは減っているのかもしれませんが…
学習に関しては、友だちの意見を聞く機会は、通常学級の方が多いです。国語と算数は個別(1対2,3人)の学習になるので、友だちの意見を聞くことはあまりありません。
でも、子どもにあったペースで学習が進んでいくのは、支援学級のようです。
まとめ
支援学級に在籍することで、少し休憩できる場所ができる、ということが、子どもにとっても心のゆとりになっているようです。
通常学級にいて、同級生の友だちとの関わりを持つことも重要です。大人になった時に、街中で声をかけてもらったり、助けてもらったりすることもあるかもしれません。
どちらにしても、子どもが楽しく学校に通ってくれることが、一番の望みですね(^^♪